Positive Grid BIAS Headが届いた
3月4日に申し込んだBIAS Headが7月8日に届きました。
EARLY BIRD PRE-ORDERを申し込んだ方達は6月末ごろ入手していると思われますが、そこから2週間程度遅れてPOWER USER PRE-ORDERの申込者に届いた形になります。
注文から発送、到着までの流れ
- 3月4日 POWER USER PRE-ORDERを申し込み
- 6月22日 決済処理が行われる
- 7月6日 発送通知を受け取る
- 7月8日 BIAS Head到着
申し込みから決済処理までは何も連絡がなかったので少々不安でしたが無事にBIAS Headが届きました。POWER USER PRE-ORDERは$1,049(USD)で購入できたのですが、決済処理時の円建て価格は112,112円でした。輸送はDHLが担当しており台北から発送され、関西国際空港を経由し福岡まで輸送されてきました。日本国内は佐川急便が配達してくれました。
開封
梱包はしっかりされており茶色い段ボールを開けると更に黒い箱が出てきます。黒い箱を開けてプラスチックの緩衝材を取り出すとBIAS Headが出てきます。BIAS Head自体は薄手のカバーに包まれています。
付属品は電源ケーブル、USBケーブル、プラグ変換器のみで、マニュアルや保証書は同封されていませんでした。
マニュアルは以下のサイトを用意しているので必要に応じて確認してくれといった感じだと思います。Warranty Policyを含め色々と記載されているので購入者は一度目を通すことをお勧めします。
同梱されているUSBケーブルですが長さが1mくらいのもので我が家の環境では使いづらい感じです。2mくらいのものを後日購入します。
筐体
想像していたよりコンパクトな筐体です。但し、重量はそこそこありしっかりと重さを感じます。
背面にキャビネット出力以外にもラインアウトやヘッドフォンアウトが用意されており環境に応じた使い方が出来そうです。またMIDI制御やエフェクトループも用意されているので使い勝手も良さそうです。
音
BIAS Headが本領発揮するのはBIAS Amp Professionalで音を作りこんだり、Tone Cloudから入手したモデリングデータを使ったときですが、出荷時のプリセットでも結構楽しめます。通常のアンプでは見かけることのないTube StageやTopology、Powerampといったノブがあり、これらをいじることで音のキャラクターが結構変わります。
BIAS Amp Professionalとの連携
BIAS HeadにはBIAS Amp Professionalのライセンスが付いています。発送通知のメールにコードとダウンロードURLが記載されているので、通知が届いたら事前にダウンロードして環境を準備しておきましょう。一般購入できるBIAS Amp Professionalと同じものだと思いますが、Mac/Windowsで利用することができます。最近BIAS Ampはスタンドアローン起動に対応したのでDAWソフトを起動する必要がなくなりました。BIAS Ampを起動してUSBケーブルでBIAS Headを繋ぐとBIAS Headで選択されているプリセットが表示されます。設定画面を開くと右上に接続されているBIAS Headの情報が表示されます。iOSのBIASからはBluetoothで接続出来ますが今回は試していません。
エフェクト機能
BIAS HeadはFractal Audio Systems Axe-FxやKemper Profiling Amplifierと比較されていますが、BIAS HeadはDelayやChorusといったエフェクト機能はついていません。ですのでアンプからエフェクターまで1台で完結させようと考えている方には向きません。
ところでギターの腕は上がったのか
3月の記事では「到着までしっかりギターの練習をして腕を上げていきたい」と書きましたが、結局練習する時間を確保するのが難しく、まったく腕は上がっていません。それどころかギターを弾いていなかったので劣化しています。 今後はBIAS Ampで音作りを楽しみながら少しづつ練習します。
Positive Gridは最近ハードウェアにも力を入れており2016年のQ4にはBIAS Distortionを発売するようなので、こちらも注目していきたいと思います。きっと発表されたら購入してしまうでしょう。